誰もが知ってる常連さん

関係者がみんな知ってる常連

毎週のように飲みに行く友人がいます。その友人は、学生の時からのつれで、かれこれ20年近くの付き合いがあります。そんな長い付き合いだからこそ、どこへ行くのにもいつも一緒。ガールズバーもいつも二人で遊びに行ってます。

二人とも大雑把で細かいことを面倒に思うタイプの人間。そんな性格なので、いちいちお店の新規開拓などはしません。

そのため、ガールズバーに行く時はいつも同じお店に行っていて、気が付いた時にはお店の関係者なら誰もが知っているレベルの常連さんになっていました。

そして身内の人間へと

そこまで混雑してないのに忙しそう
いつものように二人でその馴染みのガールズバーで飲んでいると、その日はなんだかとても忙しそうでした。

そこまでお店は混んでなかったので、なんでだろうと思い事情をいてみると、裏方のスタッフさんが急遽休みになってしまい、ドリンクを作り馴れてる人間がいないからとのこと。

するとその話を聞いた友人は、キッチンの方へと向かい、慣れた手つきで次々とドリンクを作り始めます。それを見たお店の女の子たちは「え?ドリンクの作り方わかるの!?」とビックリした様子。

「わかるよ。だって俺もガールズバーのキッチンで働いてるから」
そうなんです。実は友人は、現役の店員さんだったのです。

ドリンクを見事な手さばきで作り続ける友人

その後もオーダーが入り続けましたが、それを次々と華麗にさばいていく友人。
その日はそのままずっとお店のお手伝いをしてあげていました。

閉店してから女の子たちにとても感謝され、その日の二人の飲み代は無料&金一封のバイト代をもらいました。

「また同じようなことがあったらお願いするね」と言われ、我々は常連の枠を超え、もはや身内の人間へと一歩足を踏み入れたのでした。